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よくあることですが、何か問題が起こったとき、マスコミが専門家に「絶対安心か」と尋ね、誠実な専門家が、「絶対ではない」と答えると、「やはり危険だ」と報じます。専門家にとって「絶対に安心ではない」=「可能性はゼロではない」というのは当然の言い方です。ゼロの可能性なんてまずありません。今この瞬間でも、隕石が落ちてきて死ぬ可能性はゼロではないのです。ところが、可能性はゼロではないというと、多くの人は、すぐに可能性はイチ、すなわち100%確実だと思い込んでしまうのです。
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統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる
(book)
by 高橋洋一
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| Language: | Japanese |
| Submitted by: | sputype |
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